持ち物をなるべく少なくしようと思っています...。
でも、だんだん増えていきます。
今のアパートに今年の3月末に引っ越してから、持ち物は少なく!と思っているけど、やっぱり色んなものが必要で、色々買いました。
先月は、ついにソファーを買いました。それまでは座椅子もどきのソファー(ぺらぺらの... 座椅子の横幅が広くなったようなやつ)を使っていたのですが、床の上すぐなので、立ったり座ったりがしんどい。このごろひざがちょっと痛くてやばいかんじでした。(たぶん運動不足と体重増加のせい...) うちは食事も床に座って食べるので、もう限界!
前々から夫も私もソファーが欲しいと思ってましたが、なかなか気に入ったものがなくて、気ながに探そう、とお互い思ってましたが、もう私が限界で、思い立った先月のある週末に、IKEAで片っ端から座って一番気に入ったやつを買いました。
で、
二人がけを買ったんですが、
でかいわ。
普通の日本人なら3人座れるわ。
(まぁうちには普通サイズじゃない人がいますけど...それはさておき)
うちのリビングに入れたら、圧迫感が... 半端ない...
ま、うちが狭いんですけど...
組み立て式だったのですが、これ、完成品で来たら、うちの狭いドアは通りませんでした(汗)。
ソファーを設置してすぐはソファーの圧迫感に、日ごろから狭いとわかっているアパートがさらに狭く感じられ、取り乱した私でしたが,
他の家具を動かしたり、ものを減らしたりなんとかしてるうちに慣れました。
今は、子供が寝た後に蛍光灯から白熱灯に照明を変えて、ソファーで珈琲飲んでくつろぐのが楽しみです。
で、家の片づけを始めたら、もっとすっきりさせたい、と思うようになりました。
(注: それでも人並のきれいさに達してない我が家です......片付けても片付けても あいつらがぐちゃぐちゃに... じっと手を見る)
で、きれいにすっきりさせたい、と思う気持ちを高められ、実行するに当たって参考になるような本を読んでいます。
こないだ読み終わったら、 ああ ここ大事! ああ ここも大事! っておもって、付箋だらけになってたのがこれ。
![タニアのドイツ式部屋づくり―小さな空間ですっきり暮らす整理・収納のコツ [単行本] / 門倉 多仁亜 (著); ソフトバンククリエイティブ (刊) タニアのドイツ式部屋づくり―小さな空間ですっきり暮らす整理・収納のコツ [単行本] / 門倉 多仁亜 (著); ソフトバンククリエイティブ (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51WDXMK4FuL._SL160_.jpg)
著者の門倉多仁亜さんのことは以前、教育テレビでドイツ料理を紹介されていた時に知りました。素敵な人だな〜と思っていました。
お父様は日本人、お母様がドイツ人。
そして、ドイツといえば、私は結婚してすぐのころ、家事が苦手で苦痛だった頃... そのころアメリカに住んでいたのですが、サンディエゴの日系スーパーに入ってた紀伊国屋で沖幸子さんのドイツ式の掃除の本をみつけて買いました。これはすごく参考になりました。
![ドイツ流シンプル掃除学 [単行本] / 沖 幸子 (著); PHP研究所 (刊) ドイツ流シンプル掃除学 [単行本] / 沖 幸子 (著); PHP研究所 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51X86EWVF2L._SL160_.jpg)
それ以来、ドイツには好感を持っていました。
実際、ドイツに行ったときも町並みがすっきりしているなぁと思いました。アメリカから日本に戻る際、夫と私は2歳直前の息子を連れ、5ヶ月にわたってアメリカとヨーロッパを旅したのですが、その時ドイツの都市にいくつか立ち寄りました。
で、多仁亜さんの本。
一番印象に残った箇所がここ:
多仁亜さんのドイツ人のお母様のことについて書かれたところで、"母の時間術"というところにあったのですが、日本とドイツの主婦を比べ、
「ドイツの家はスーパーマーケットだけど、日本の家は個人商店ね」と言われたところ。
ドイツの主婦は、各々の家族が必要な時に自分で必要なものを取り出せるようにわかりやすく収納するのに対し、日本の家では、何か必要な時は主婦に頼んで出してもらうことが多いこと。
日本の主婦(個人商店の主人)の収納や家事に掛ける時間はぐっと多くなる。
なるほどなぁ〜〜〜

以下本文を抜粋しますと、
「ドイツの主婦は、家族それぞれが必要な時に必要なものを取り出せるように、わかりやすく収納したり、管理するのが仕事です。一人ひとりが、自分で出し入れできるようにするところがポイントです。
いっぽう、日本の家は個人商店。そして主婦はその主人です。」
ママ〜、○○どこ? ○○出して〜!
って、しょっちゅう言われてます。子供にも、ダンナにも(だんなはママとは呼びませんけど。)。
主婦としての私もそうですが、
実家に帰れば、お母さん○○どこ? って私自身が言ってばっかりです!
英語で、self-help系の本を何冊か読みましたが、
よく、 delegate という言葉に出会いました。
以下、英辞郎にのってた定義です。
delegate
【名】
代表(者)、代表団、代理人、使節
・The Arab delegates to the Middle East peace talks announced their decision. : 中東和平会議に出席したアラブ代表は彼らの見解を発表しました。
【自動】
権限を委任[委譲・委託・委嘱]する
【他動】
〔人を〕代表[代理]に立てる[として派遣する]
〔権限・任務などを人に〕委任する、委譲する、委託する、委嘱する
なんだか難しそうですが、
仕事を誰かにdelegateしなさい、って出てきます。
要は、自分じゃなきゃできない仕事以外は、人に割り振れ、ってことです。
家で家事をしていて、特に週末なんか、私だけがちょこまかちょこまか働いてるって思います。
出かけて外食する時以外は、私が食事を作り、後片付けし、他の家事をちょっとしてるうちにまた次の食事...
これが私の仕事とはわかっているものの、だんだん疲れてきたら、何もかもネガティブにとらえてダークサイドに落ちていきます...
ちょっとは手伝えよ、おまえら!!!
特に、子供たちが小さい頃は仕方ないけど、うちの上二人はもう小学生です。
色んなことをやろうと思えばできるのです。
これして、あれして、って頼めばたぶんしてくれるんです。
でも、だまっててもちょっとは何かしてよ!って思います。
でも、それは無理な話です。
仕事をうまく家族に割り振る、
これは大事なことだけど、私には難しいのでした。
私自身が
家の手伝いをろくにしてこなかったからです。
自業自得です。
でも、このごろは、ちょくちょく家族に仕事を割り振れるようになってきました。
そして、この、収納も、他の家族にもわかりやすく、手に取りやすく、ということを考えたら、仕事の割り振りもあわせて向上してきました。
まだまだ始めたばかりで、改善の余地だらけ。
毎日少しずつひらめいたら変えて行きたいと思います。
やったことの一例は、
☆ハンカチとティッシュをいくらか、玄関の靴箱の上においた。
子供の登校時に、ハンカチティッシュは!?と聞いて、あ、忘れた!って時に部屋まで戻らないで済む。
☆箸や茶碗、コップなど、台所の一番手に取りやすいところに移動させた。食事の前のテーブルセッティングを子供たちにもしやすくした。
などです....
片付けても片付けても、あっという間に散らかりますが、前向きに行こうと思います^^