2010年04月20日

ブログ連動企画 英語学習体験記 ブレイクスルーはいつ来た?

LingQ仲間のyukomillenniumさんから、英語学習のことについて聞かれました。

yukoさんのblog "The Grad Game"
(yukoさんのblogには、楽しく効果的な英語学習をするヒントがたくさんあふれています!)

英語学習を続けていて、一線を越えたと思った時、実際にどういう勉強をしていたか? というもの。
その超えた線ですが、学習者として中級から上級にあがったな、と感じた時。


思いつくままに答えさせていただきます。
(長文です!!!読むのうざくなったらいつでも途中放棄してくださいね(^_^;))

英語学習、今まで色々してきました。
(よろしかったら、このブログのカテゴリ「私の英語学習法」をご覧くださいませ)

通訳翻訳者養成学校に通ってめっちゃ激しく勉強した1年間やら、いとこの英語家庭教師をしていたころ.....いとこに質問されてその場でわからないことがあるたびに、あとで「実例英文法」を読んで次回に答えていた。そのうち、実例英文法を隅から隅まで読みつくしました。文法の勉強に一番の重きを置くのは良くないと思うけど、あのころああやって勉強したことは今の基礎になってるとは思う。

それから、NHKラジオ講座を何年も活用したこと、スーパーエルマーやら、アルクのヒヤリングマラソン(?だったっけ?)やらなんやらかんやら思い出せないほどに色々やったなぁ。

最初に就職した仕事でも英語使ってました。(←特許事務所)
それから、これは学習に入るのかわからんが、海外いろんなところを旅しました。一番英語を使ったのがアメリカ3ヶ月一人旅、その後はアメリカでの5年弱の生活(アメリカ人相手に営業やらなんでもありの仕事を2年弱、そして結婚出産育児...)

色々体験して、徐々に英語力は上がっていったとは思ったけど、そこのどこも、ブレイクスルー地点ではないのです。

ブレイクスルーに近づくきっかけは何回かあったけど。

ひとつ鮮明に覚えていること。
アメリカに住み始めて間もないころ。
住んでたアパートの中庭で、他のうちの小さい子が遊んでて、くるくるまわってた。
その子にしゃべりかけた私曰く、
"Oh you're rotating."
子供、"???"

rotateって.......

普通、turn aroundやろ(^_^;)

何が言いたいかというと、
私の知ってる言葉がいちいち硬すぎたってこと。
日本でしていた従来型(!?)学習では、圧倒的にphrasal verbsの知識が少なかった。
でも、実際の会話ってほとんどphrasal verbsじゃない?
それがわからんとほんと普通の人の会話がぜんぜんわからんの。

それとか、日常生活に必要な言葉をあまりに知らなさ過ぎたことに気づいた。


日本でしてた勉強って、不必要に難しすぎ。
受験勉強できーーーーっとなりながら読んだ(そして結局読めてない)長文、通訳学校で読んだむずかしげな政治に関する記事(まぁこれは興味ある政治分野ならいいんでしょうけども)、などなど

ストレスを感じながらやった勉強って、あんまり意味なかったのではと思った。


それが英語がかなり得意だと思っていた私でもそうだったのだから、英語が苦手だ、嫌いだ、と思ってる人にはなおさらのことだろうなぁ、と。

日本での英語教育って、脆弱な基礎の上に無理やり大きな建物建てようとしてるかんじだなぁと。
(副島隆彦 "英文法の謎を解く"に激しく共感した)


すみません、なんか回りくどくて。

ブレイクスルーを感じたのは、
そういう小難しい英語の勉強をやめて、簡単な素材でたくさんインプットを始めたとき、です。

アメリカから帰って、NHKのラジオ講座を再開した時、杉田先生のビジネス英語をまず聞いたんだけど、しばらくして、
あ、これはあたしが今必要な英語じゃないな、って思った。
で、当時の番組名は忘れましたが、大杉先生がされてたほうの英会話かな?そっちを聞きました。
あと、岩村先生の番組も。
どちらも私にはストレスをまったく感じずにできました。
録音した放送を家事をしながら何度も聴いて、その後ディクテーション、知らない単語や、[(注)ここが重要→]知ってる、理解できるけど、自分では使えない表現に印をつけて、気に留めました。
そしてきちんと理解した後に、何度も放送を聴きなおしました。
聞きながらシャドーイングや、一時停止ボタンを押してリプロダクション(とめて、先ほど聞いた文章を何も見ずに言ってみる。これが簡単な文章でもけっこうむずかしい!)
地道に毎日インプットしていきました。
したら、ずいぶんしゃべる英語が上達しました。

ここがブレイクスルーかなぁ〜

とにかく、勉強するに当たって、

「知ってる」だけでは不十分で、「自分で話す時にその言葉を使える」というところへもっていくことに焦点を当てるようになった時が私の中の大きな転換点だったと思います。

あと、子供と英語を学び始めたのも大きな転換点でした。
CTP絵本96冊をCDとともにそろえ、他にもぼちぼちと英語絵本を買い始めました。子供向けの英語の歌もたくさん聞いてたくさん歌って。英語ってほんとにリズムが大事なんだなぁって改めて思いました。
絵本で学ぶ英語は、英語圏の人ならば小さな子供でも誰でもしってる表現なのに、自分は知らなかった言葉や表現がたくさんあって、毎日目からうろこの連続でした。
この目からうろこはうちの子やうちで開催しているサークルでの英語活動において、未だに続いています。

あと、子供と学ぶ上でphonicsもしてるんですが、これ、発音良くなりますよ〜。
ところで、
英語を話す時使う口のまわりの筋肉って、日本語を話す時と違うんですよね。これ、昔は気づいてませんでした。
"Right"の発音なんか、最初に、口をたこちゅーみたいにすぼめて、"うーライト”。
hop の o は口をたてに大きくひらいて「お」と言う。
eat は、口を横にイ〜っと開いて....
きちんと発音すると、かなり顔の筋肉使います。
英語を話すときの筋肉を鍛えないといかん。(^_^;)

アメリカに行ってすぐの時も、あなたの英語は日本語訛りがないとよく言われて、自分でもわりと発音はいいと思ってましたが、それでもたまに親しい友人に直されました。(ありがたい。今でも直してもらったところを思い出します。)さらに、フォニックスを学んでからはだいぶ発音が上達したと思います。あとは、子供の絵本のCDの朗読。無意識に自分でも真似ているので、音読が上達しました。

それからLingQとの出会い。
リスニングの素材がたくさんあって、本物の英語のインプット量が爆発的に増えました。


なんだか、いつもに増してあっちいったりこっちいったり蛇行しまくりの文章で申し訳ないです。

最後に要点だけ出しますと、
私のブレイクスルー地点は
「ちょっと簡単だと思える、自然な本物の英語を「アウトプット」することを念頭に置きながらインプットする学習をしはじめた時」
だと思います。

自分の子供がまったくのゼロから日本語を流暢に話すようになるのを見てきてつくづく思います、言葉は、まずは真似からだ、って。
外国語もそうですよね。
いいな、って思う英語をたくさん聞いて(読んで)、思いっきり真似したらいい。


英語学習法って、人それぞれだと思います。
他の人の良いアイデアを取り入れることも大事ですが、自分にあった学習法は自分で作り出すものだと思います。
これという正解はない。
めざす目標もそれぞれ違うと思います。

自分でまず、「こうなりたい!」という目標を定め、そこをめざして、工夫しながら楽しく続けていくことが大事なんだろうなぁと思います。


私が、今めざしているのは、もっと流暢になること!
今うちでやってる英語のサークルで、私はもちろん英語非母国語話者ですが、非母語話者なりに、母語話者に負けないくらいうまくディスカッションをリードしたい。
たくさんみんなに英語で質問して、英語で答えて、そういうのをもっともっともっと流暢にできるようになりたい。

そして、サークルのママたちの英語学習の士気をもっと上げたい、みんなを励ましたい、あと、うちの子供たちやサークルに来てくれる子供たちの英語がもっと上手になれるように、楽しく効果的に学べるレッスンや方法を作り出して行きたい!
そう思って自分の勉強を続けてます。

そういう明確な目的を持てるようになったのも、もうひとつのブレイクスルーかな。

次のブレイクスルーはどんな形で来るだろう。そう考えるとわくわくします。

ほんと、蛇行続きの文章ですみません!長い文章、ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
yukoさん、改めてこういうことを考える機会をくれてありがとう!
これからもLingQでよろしくです!
posted by あきやん Angie at 23:51| Comment(8) | TrackBack(1) | 私の英語学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
す、すごい・・・
感動してしまいました(涙)。

>次のブレイクスルーはどんな形で来るだろう。そう考えるとわくわくします

なんて素敵な見方なんでしょう!
他の方のブレークスルー体験談も指くわえて読ませてもらっています^^

そうそう、娘が(1歳7ヶ月)保育園や周りからいっぱい日本語を覚えてくるようになりました。
短い時間ですが、せめて家の中は英語でと思って話しかけているのですが、娘が日本語で何か言うと、「そうね、りんごはappleね〜」というように返してしまって、「これではせっかく覚えた日本語を否定してしまっているんじゃないか」って思えて・・・あきやんさんはお子さんたちと英語で話すとき、どのような感じですか?
Posted by ゆきぷ at 2010年04月21日 00:37
☆ゆきぷさん

コメントありがとうございますー!

うちの親子英語、ほんとゆるゆるなんです。
でもゆきぷさんとこはほんまのバイリンガルを目指しますよね、だから色々葛藤があると思います!
(友達の国際結婚カップルを見てるとみんなそれぞれほんと色々苦労してがんばってますねぇ)

だんなさんはたまちゃんに対してずっと英語ですか?パパは英語としても、ママが日本語にするか英語にするか迷いますよね。。。
家庭では英語のみ、にしてしまったほうがいいのでしょうか?
アメリカにいたころの中国系の友人たちは、家では両親と中国語でのみ話していました。
外にでて、第3者が混じるととたんに英語に変わっていました。

うちでは日本語が95%以上占めてます。
時々英語が入ってくる程度で...
英語でテレビを見せたいのですが、上二人、特に真ん中が英語のアニメを拒絶します。わからないから!って。もうあきらめました(^_^;)

私が話しかけた英語がわからんと言われたら、日本語で説明してからまた英語でしゃべりなおして、としています。
英語インプットは、週1度の英語サークルと、夜寝る前の英語絵本がメインです。
ほんとに遅々とした親子英語なんですよ....
Posted by あきやん at 2010年04月21日 01:02
私から見るとあきやんさんは十分流暢ですよ!
それでもさらに努力をされている姿は本当に素晴らしいと思うし、いつも刺激をいただいてます。

英検1級を取る前までは、リスニングテストを意識して少々レベルが高めのものを聞くようにしていました。でも今は開放されたので好きに聞いてます。
簡単でも面白い素材はたくさんあるし、聞くのは簡単でも同じ事を話せるかと考えると難しいものがたくさんあります。
ですから私もアウトプットを意識したリスニングを心がけています。

あきやんさんの記事を読んでたらまたやる気出てきたわ!
Posted by エミコフ at 2010年04月21日 12:22
☆エミコフさん

そうですねん。英検1級に受かった時、私もあぁ〜解放された!!ってつくづく思いましたねぇ。
もう背伸びした勉強せんで良い〜!って。
これからはどっぷり好きなものに漬かれますね。ドラマやらオーディオブックやら....
楽しくて、良い副産物が得られて、英語学習っていいなぁ....と思います。

私もLingQ仲間のみなさんから刺激をもらってます。ありがたや〜!
Posted by あきやん at 2010年04月21日 13:18
あ〜〜、読んでまた熱くなってしまいました。あきやんさん最高。(←ふざけてません)

実は、週末の岩村圭南先生の講習を受けて、すごく心を撃たれ、刺激になり、自分の中で英語熱が過熱していて。そこへきて、このあきやんさんのブログを読んだので、ビシっときました。圭南先生も同じようなことを言っていましたよ。

めっちゃ今、英語に時間を割きたい気分なのに、りんかの新生活で取れないことに葛藤中(笑)。

私もNHKラジオで岩村圭南先生を聞いて、まじめにディクテーションして、音読して口の筋肉鍛えてる時に、伸びた!と感じた記憶があります。
Posted by まみっち at 2010年04月21日 23:48
☆まみっちさん

J-Shineの講習から無事帰還されましたか。お疲れ様でした!!
得るものが多かったようで、私もうれしい!またあとでもっと聞かせてくださいね〜(今日会ったとき尋問するかも(^_^;))

英語でも、時間がないときこそ、時間を上手に使えるというか、濃い時間がつかえるような気がしませんか?
ほんとにしないといけないことだけに絞ることができる気がします。(なんて、私も自分が忙しいときはそんなこと思う余裕ないけど)
あ、まみっちさんが忙しいだけじゃなくて、りんかちゃんもってことか。

ケイナン先生の話、さらに聞くの楽しみです!
(mixiの書き込みありがとう!まだ読んだだけでコメントできてませんが....みんなもきっと喜ぶよ!)
Posted by あきやん at 2010年04月22日 11:42
あきやんさん、記事を書いてくれて本当にありがとう!英語学習法は人それぞれだから、いろんな人の意見を一度に聞ける機会がもてて良かったです。

あきやんさんの言うとおり、身の丈にあった素材を使って知識を運用レベルにまで持っていくって、とても大事だと思います。以前ディスカッションでご一緒した時、”diaper”を知らなくて、これではイカンと思ったということを話されていたことを思い出しました。

学習法はそれぞれだから、あんまり人のことに口を出しちゃいけないと思うんだけど、TOEIC問題集をひたすら解く学習法をされている方たちに是非あきやんさんの記事を読んでもらいたい!と思いました。

今後もまたお願いするかもしれません。よろしくお願いしますね!
Posted by yukomillennium at 2010年04月22日 22:51
yukomillenniumさん

時々思い立っては自分の学習法について書いていますが、書いたあと、独りよがりかなぁ、ちょっとえらそうに書いてしまったかなぁと思うことが多々あり(^_^;)
今回は、同時にゆーこさん、なぼさんとエミコフさんが書いてくれて、私の意見に足りないところも補うと同時に、新しい視点も得られてほんとよかったです!

私ら、ほんま英語好きやね(^_^;)
でも、ほんとに楽しいんよね。
この楽しみを広めたいよね。
Posted by あきやん at 2010年04月24日 15:36
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